『伸光窯(しんこうがま)』は 1895 年(明治 28 年)創業。
現在は五代目 田中一亮により、代々受け継がれた技術の継承とともに、さらなる品質向上に努め、時代ごとの生活スタイルに合った機能性・デザイン性の高い製品づくりに取り組んでいます。
この経営理念のもと、“つかい手”に真に求められるより付加価値の高い器とは何か?と常に問いながら、「毎日の暮らしになじみ、溶け込むうつわ」をテーマに、OEM製品から自社開発のオリジナルブランドまで幅広く手がけています。
全国の陶磁器製造シェア70%を占めるほどの生産量を誇る産地にありながら、伸光窯では、オートメーションによる大量生産は行っていません。やきものづくりの基本である土練り、成形、乾燥、素焼き、加飾、施釉、本焼きなど、す べての工程を熟練の職人の手と目によって行っています。
天候に気を配り、冬は水冷たく、夏は窯場の暑さと戦い…。そんな環境の中、職人の手によってひとつひとつ丁寧につくられる器は、土の質感、筆運び、釉薬の溶け具合いなど表情も微妙に違ったりと、まるで我が子そのものです。そんなつくり手の思いが、ぬくもりとなってつかう方の手へと届き、より愛着が深まっていく、“心つながるうつわづくり”を私たちはめざしています。
【毎日の暮らしになじみ、溶け込む器づくりを大切にしたいと考えます】
美濃焼の産地土岐市は、全国の陶磁器製造シェア70%を占めるほどの生産量です。
その製造方法もオートメーション化され、大量生産なものづくりができるようなりましたが、伸光窯では、一度にたくさん同じものはできません。
伸光窯では、土練り、成形、乾燥、素焼き、加飾、施釉、本焼き など、全工程の作業を職人の手によって行っています。
土の柔らかさや、筆の運び、釉薬の溶け具合いなど、微妙に異なる器たちが伸光窯の温もりを伝えてくれると思います。
天気に気を配り、冬は水が冷たく、夏の工場は暑さとの戦い、そんな環境の中で、伸光窯の器は一つ一つ職人の手で丁寧につくられています。
私達が大切にするのは、『温もり』。
作り手から使う方へ、手の温もりがまだ残るうつわを受け取ってもらいたい。
伸光窯の器から私達の温もりを感じてもらいたい。
そんな思いでつくっています。